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「二流体根菜洗浄機」でレンコンの洗浄テストを行いました

2025年4月21日

山形県からレンコンの生産者さまが来社され、「二流体根菜洗浄機」の洗浄テストを行いました。
レンコンの洗浄テストは弊社としても初めての試みでしたが、洗浄の仕上がりに「期待以上です」と好評価をいただくことができました。


洗浄前のレンコン
こちらが洗浄前のレンコンです。生産地は粘土質な土壌であり、身がしっかりと育ち、糖度も8度以上と高いのが特徴です。
しかし粘土質な土壌であるがゆえに、泥汚れが落としにくいのがお悩みのタネだったそう。
回転ブラシや高圧水で洗う洗浄システムを検討されたこともあったそうですが、ブラシも高圧水も傷が付いてしまい、そこから黒ずみが発生して商品価値低下につながってしまいます。現在はすべて手作業で洗い、柔らかいスポンジを使って汚れを落としているそうです。

レンコンの注文は数多く入ってきているなか、この洗浄作業がネックになり増産が難しい状況とのこと。
二流体根菜洗浄機で一次洗浄を行うことで作業効率化を図れるのではないか、との期待をもって、今回の洗浄テストにお越しいただきました。

洗浄機に投入したレンコン
さっそく、ご持参いただいたレンコン約10kgを、二流体根菜洗浄機に投入。
テストに使用した洗浄機は200Lタイプですが、まだまだ余裕があり、たくさん入れられそうです。

バブルウェーブで洗浄中のレンコン
二流体根菜洗浄機は溜め水で何度も洗浄運転ができる、という節水仕様にも、高いご評価をいただきました。
かけ流し式の洗浄機では10分で約2,000Lの水を消費するとお聞きするので、水道代も環境負荷も大きく違います。さらに、農地近くで洗浄作業を行う場合には、農業用水路に排水し近隣にご迷惑をかけるわけにもいかないので、そういったストレスが減るのも良いとおっしゃっていただきました。



洗浄テストは1分・2分・3分と時間を区切って、仕上がりの違いをご確認いただきました。
1分程度の短時間でも全体の汚れ落ちは良好で、さらに3分程度の洗浄運転でご満足いただける仕上がりになりました。
越冬した春のレンコンは表皮にポリフェノールが多く含まれ酸化して黒くなってしまうとのことですが、洗浄後の表皮を指でこすって汚れが落ちていることを確認されていました。

レンコン特有の形状である穴の内部の汚れ落ちについても、バブルウェーブが行き渡り、キレイになることが確認できました。
穴には泥が入り込まないかと思いきや、成長過程や収穫時などに穴の中まで泥などの汚れが入ることがあるそうです。

回転ブラシ式や高圧水式で課題となっていた洗浄傷についてもご確認いただき、二流体根菜洗浄機では傷が発生しないことが分かりました。

洗浄後のレンコン

レンコンの収穫時期が始まる秋に、もう一度ご来社いただけることに。シーズン初めの柔らかく表皮の白いレンコンで改めて洗浄テストを行いたいとのご意向です。当製品に大きな期待を寄せていただき、遠方から足をお運びいただきありがたい限りです。
業務効率化のお役に立てるよう、引き続き尽力してまいります。ありがとうございました。


AZx「二流体根菜洗浄機」の洗浄テストは、随時無料で受け付けております。
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